水郡線集録紀行① 新鉄人集録記別館

水郡線・Ｃ１１奥久慈清流ライン号試運転集録記①

２０１２年１１月２４日：水郡線・ＳＬ奥久慈清流ライン号試運転集録紀行

１９９８年３月７・８日に水郡線の水戸駅～常陸大子駅間でＣ５８３６３号機による１２系６両編成でＳＬ奥久慈号が運転されて以来の14年ぶりに、

２０１２年１１月３０日～１２月２日にＣ１１３２５号機による旧客３両編成のＳＬ奥久慈清流ライン号が運転される事になった。

本運転に先立ち１１月２４日から試運転が行われ、１１月２４・２５日の試運転集録に出かけて来た。

水郡線でのＳＬ列車集録は私としての初集録であって、ノスタルジックな集録を行ってきた。

1）第一集録地（２０１２年１１月２４日）：上小川駅～袋田駅間・第四久慈川鉄橋　（ＤＬ奥久慈清流ライン号試運転）

　久慈川河川敷では子供連れの家族が見守っていた！

居住地を２３日午後２３時３０分頃出発して国道利用で、大子町の道の駅に２４日午前３時頃到着して二時間程の仮眠を行った。

午前６時３０分頃に当初予定の第四久慈川鉄橋に到着して、撮影適所の探索を開始した。

現着した時には既に３０名程の先着者がいて、ロケ車の駐車場所も無い状況で苦慮していると、警備員が現れてＳＬ撮影指定駐車場への諸駐車車両の移動を促していた。

さっそく上流側の指定駐車場に移動して、久慈川河川敷で撮影適所を確保して待機態勢にはいった。

此の日は雲が多いながらも晴天に恵まれ、雲間から差しこむ日差しに第四鉄橋周辺の色付いた山肌が浮き立ち、素晴らしい景色であった。

ＤＬ奥久慈清流ライン号試運転列車が登場する直前に子供連れの家族が現れ、ＤＬ列車の登場を待っているようであった。

常陸大子駅を午前９時に出発したＤＬ列車は汽笛を山峡に響かせながら悠然と登場してきた。（列車登場・Am.09:13）

並走する国道１１８号線は交通量の多い主要幹線道路であったので、追い駆け撮影は困難と考えて、ＳＬ列車も同所で撮る事にした。