SL鉄人物語別館

上越線2010

集録記 B


(高崎駅〜水上駅間)


2010年7月3日









上越線2010集録記 B


Topics : 上越線・SLググッとぐんま号集録
2011年7月1日から9月30日まで大型観光キャンペーンの群馬DCが開催される予定でした。

そのプレキャンペーンが2010年7月1日からスタートして、プレキャンペーンのオープニングイベント列車として、

上越線の高崎駅と水上駅間でD51498機が重装備を施され旧型客車6両を牽引して、SLググっとぐんま号として運転された。

今回運転されたD51498機には、後藤工場型門デフが標準デフに代わり取り付けられ、更に集煙装置が取り付けられる特別装備仕様と成ったまま、

旧型客車を牽引して走るとのことで、5月に続き二回目の上越線遠征集録を行うことにした。


★ 画像をクリックすると拡大されます! ★


2010年7月3日:JR上越線SLググっとぐんま号本運転列車集録

7月2日午後22時頃に仙台を出発して国道4号で栃木県矢板市まで行き、日光・足尾・大胡経由で7月3日午前7時頃に群馬県渋川市に到着した。

渋川駅周辺の集録地の探索を行い、八木原駅〜渋川駅間の午王川鉄橋付近で集録を行うことにした。

八木原駅〜渋川駅間の定番ポイントには既に沢山の先着者が集まり、本日のSL列車運転の期待度の高さが推し量られた。


1)第一集録地:渋川市八木原地区(八木原駅〜渋川駅間)

    

八木原駅先のカーブポイントにも多くの撮影者が集まっていて、鉄道保安員の警戒のもとでSL列車の登場を待っていた。

定刻のAm.10:28に八木原駅を通過して汽笛を鳴らしながらSLググっとぐんま号は颯爽と登場してきた。

八木原での集録後に途中の撮影適地の様子を伺いながら、みなかみ町に向かったが何処も撮影者が多く見られた。



2)第二集録地:みなかみ町上牧地区(上牧駅)

八木原での集録後に、撮影予定の各利根川鉄橋での撮影を諦めて、接写を行うために上牧駅に移動して撮る事にした。

上牧駅周辺でも既に20名程の先着者が居て待機していたので、上牧駅ホーム待合室脇から上牧駅進入光景を撮ることにした。

    

定刻より若干遅れて、主役のD51列車は爆煙状態で登場してきた。列車登場前には40名程の撮影者が鉄道保安員の警戒のもとで撮影を行っていた。

此処での集録後に水上駅SL広場へ行き、再度重装備のD51498機と対面する事にした。


3)第三集録地:みなかみ町水上運輸区

    


    

5月に訪れた時にも大賑わいであった水上運輸区では、今回はSLググっとぐんま号歓迎式典が行われ今までにない程のギャラリーが集まっていた。

水上駅前広場にも乗客を含めた観光客が集まり、水上駅では近年にない大賑わい状態であったことであろう。



4)第四集録地:渋川市暮沢地区(岩本駅〜津久田駅間)

    


    

残念ながら期待していた良煙走行と成らず、柳の下には二匹目のドジョウが居なかったようである!

しかし、旧型客車を牽引して走る光景は、上越線電化前のSL全盛期のSL列車の走行光景を推測出来る様相に思えた。



5)第五集録地:渋川市八木原地区(午王川鉄橋)

    

暮沢での二匹目のドジョウを取り逃がした後に、本日の集録スタート地に戻って集録することにした。

下り列車集録時と同様に、地元民や追いかけ撮影隊の人々が各所に点在して本日の特別編成列車を見送っていた。

結局返し列車撮影の時にも、榛名山は雲隠れしていた。


この集録後、沼田市白沢の道の駅の日帰り温泉施設で2日からのナイトドライブの疲れを癒すことにした。

沼田市白沢の道の駅は、国道120号から離れていて夜間静かな環境で良く整備された施設で、キャンピングカーを含めて多数の車中泊組で賑わっていた。

日帰り温泉施設利用料は、2時間までの休憩料金525円であった。



inserted by FC2 system