SL鉄人物語別館

6月集録記A



2016年6月18・19日

東北本線・磐越西線

仙山線での485系

国鉄色ラストラン




































6月集録記A


 

2016年6月18・19日に、JR東日本仙台支社所属の485系国鉄色列車のラストランが行われました。

国鉄時代全国の路線で特急列車として活躍した485系電車のラストランの集録を行う事にしました。


★ 画像をクリックすると拡大されます! ★



Topics : 485系国鉄色(JR東日本仙台支社所属)列車のラストラン集録

★ 第一景(6月18日) : 東北本線・貝田駅(特急ひばり号として・Am.10:13)

2016年6月18日の午前9時9分に仙台駅を出発した特急ひばり号は、沿線の多くのギャラリーの注目を浴びて郡山駅まで運転されました。

当初予定の集録場所である白石市斎川地区に午前7時頃に着くと、すでに一帯は百名を超える撮影者が殺到していて驚愕すると同時に、

ロケ車の停める場所もない状況でしたので、国見峠の貝田駅で撮る事にしました。

此の日は快晴に恵まれた天候下で、宮城県・福島県の県境にある貝田駅を走り抜けて、郡山駅に向かって現役時代さながらに快走していきました。

  


  

東北新幹線開業に伴い廃止されたL特急ひばり号には、何度世話になったことかとノスタルジックな思いで見送りました。



★ 第二景(6月18日) : 磐越西線・布藤地区(特急あいづ号として・Pm.14:19)

貝田駅で集録後に土湯峠を越えて布藤地区の定番ポイントで、磐梯山を背景にしてメモリアルロケを行うことにしました。

定番の布藤撮影場所に着くと、すでに50名を超える撮影者が殺到していましたが、なんとか撮影場所を確保することができました。

  

現着時には山頂部を雲隠れさせていましたが、列車登場時には磐梯山全景が現れて予定通りの記念すべき集録が行えました。



★ 第三景(6月18日) : 磐越西線・更科地区(特急あいづ号として・Pm.16:01)

当初予定は会津若松駅に移動して、SLばんえつ物語号との並走を撮る予定でしたが、沿線一帯の撮影者の殺到状況を勘案して、

更科信号所で大混雑状況を避けて磐越西線の象徴的な場所で撮る事にしました。

      


     

更科信号所では久しぶりの集録で、過去に583系国鉄色列車をC57180機のほかに撮りましたので、485系ラストランも撮る事にしました。



★ 第四景(6月19日) : 奥羽線・板谷地区(とれいゆ つばさ号・Am.10:22)

ラストラン二日目は国鉄時代の特急つばさ号の難所の一つであった板谷スウィッチバック駅を偲んで、山形新幹線「とれいゆ つばさ号」を撮る事にしました。

本来であれば嘗ての難所であった板谷峠越えを走る姿を撮りたいところでしたが、軌道幅が違うために仙山線経由で山形駅に向かって迂回運転されました。

  

前回板谷駅で集録にしたのは2009年12月21日の積雪期で、嘗ての板谷スウィッチバック駅の様相を偲ぶために訪れたのでした。

此処での集録後に485系電車の最後の姿を求めて、飯坂から東北道経由で仙山線に向かいました。



★ 第五景(6月19日) : 仙山線・旧西仙台ハイランド駅跡(特急つばさ号として・Pm.12:31)

秋保経由で仙山線に辿り着くと、定番の駒ケ根鉄橋付近一帯には異常な程の撮影者が殺到していて、ロケ車の駐車場所もなく、

やむを得ず旧西仙台ハイランヅ駅跡地でロケ車の駐車場所を確保して、特急つばさ号のHM狙いで撮ることにしました。

  

板谷駅からの移動で現着できたのは列車登場の30分ほど前でしたので、仙山線の代表的な撮影場所での撮影はできませんでした。

天候悪化傾向にありましたので、上り運転を奥日川で撮る予定でしたが、此処での集録後に帰宅することにしました。

私としても思い出多き485系電車との決別の今回の集録紀行では、沿線各所に見られた同様に郷愁を求めるギャラリーの多さに驚愕する思いでした。


inserted by FC2 system